ミルオドル ~ICHIBANGAI の Dance な日々~

新宿御苑駅徒歩2分「ICHIBANGAI-dance studio-」より、ダンスにまつわるさまざまなお便りをお届けします。

5月公演、スタッフ下見に潜入しました!

5月4日の公演初日を前に、

先日、スタッフ下見が行われました。

 

片隅で見学することを許してもらえたので、ひっそりこっそり潜り込みました。

隅っこで目立たないようにしながらキョロキョロ。

なんだかすごくワクワクします。

 

みなさまに潜入取材宣言をした柳本先生作品も、本日ついにお目見え!?

 

その柳本先生がスタッフさんとなにやらお話をしています。

どうやら作品の説明のようです。

遠くて声がよく聞こえませんが…

 

「この作品は、基本的に5つの○◆××▽※▲◇※◆○…」

 

 

5つの…

5つの……

5つの、なんですかーっ ( ̄◇ ̄;)!!?

 

 

…落ち着こう。

これからこの目で確かめよう。

 

さぁ、始まりました!

第一回公演となる「ARK」でお届けする6作品。

果たしてどのようなものに仕上がっているのでしょうか。

 

 

 一緒に踊りたくなりました。

 思わず身体が動きました。

 ときに想いがこみあげました。

 踊るって素晴らしいと思いました。

 

 

これ以上は、私なんぞの言葉で語るもおこがましい。

振付家のみなさんをよく知る舞台監督さんに、

今回の公演の作品ラインナップについてお話を伺いました。

 

「このスタジオのメンバーは、

よい意味でとても個性が強く、

それぞれが全く違った主張を持っています。

クラス編成もそうですよね。

今回はそのよさがすごくよく出ている、

とてもこのスタジオらしい公演になっていると思います」

 

そうなんです。

見事なまでにカラーの違う作品が出揃いました。

それぞれがそれぞれに似合った色をまとい、みなさまの前に登場します。

 

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「バレエ」とか「コンテ」とか

そういうジャンルの垣根を取り払い、

目の前に繰り広げられる世界を

素直に楽しんでいただけたらと思います。

 

そんな中、二見作品に出演の中村真知子さん、

西川卓さんからメッセージが届きました。

 

【中村真知子さん】

今回出演させていただく作品「BARBARO」は

序盤からガンガン上がって行き、

上がりきった所で重く急降下して、

またフツフツと上がって行く 

アップダウンが目まぐるしく変化する

爽快かつ緊張感のある作品です!

今回は再演ですが、

講師ダンサーの方々が加わったことで、

またグッとパワーアップしています。 

ICHIBANGAIならではレアメンバーでの二見Worldをお楽しみに… 

 

【西川 卓さん】

こだわり抜く 二見先生、キャスト陣。 

温かく 優しい時間 

締まる時に ぎゅっっっ。。。。。っと、ピリッ!!と締まる時間と空間の濃厚なRH

一緒に 身体も心も魂も揺さぶりましょう!! 

 

 

今回の会場となるふるさと劇場は、

駅から少し離れたところにございます。

 

お天気がよければ、

梶が谷駅からお散歩がてら徒歩というのもよいですが、

歩くのはちょっと…という方には駅前から出ているバスが便利です。

本数は少ないのですが、劇場の目の前まで連れて行ってくれます。

 

こちらの会場へのアクセス案内の末尾に

バス時刻表へのリンクがありますので、もしよかったら。

 

【ふるさと劇場 アクセス】

http://www.kawasaki-shiminplaza.jp/access/

 

あるいは、お友達と数人でいらっしゃる方でしたら、

タクシーで相乗りというのもよいかもしれません。

 

先日、劇場にいった際、

うっかり田園都市線の急行に乗ってしまったワタクシは

梶が谷、止まらないじゃん!」と焦りながら、溝の口駅で下車。

これまたバスのタイミングを逃してしまいましたので

(ダメダメですな…笑) タクシーで参りましたが、

溝の口駅から1000円ちょっとでした。

 

※道の混み具合、ならびに

運転手さんの道の選択センスによって料金は前後します。

 

 

 

みなさま、ゴールデンウィークのひと時をぜひご一緒に!

劇場でお待ちしています  (^0^)

 

 

【おまけ】

ユース・アメリカグランプリ2016ニューヨークファイナルのために渡米中の穴井先生、金田先生から、ニューヨークで行った本公演のリハ風景写真が届きました。

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公式facebookページでもお伝えしましたが、金田・こうのアカデミーのみなさんは、ファイナル・アンサンブル部門で第三位に入賞。

「ARK」では、その作品をスペシャルバージョンにアレンジし、グランプリ出演メンバーとともに、穴井先生、金田先生が踊ります。

ご期待ください!!

 

 

 

ICHIBANGAI-Dance Studio-

第一回スタジオ公演 『ARK』

 

【日 時】

2016年 5月4日(水・祝) 18:00開演

             5月5日(木・祝) 13:00/17:00開演

 

【会 場】

川崎市民プラザ ふるさと劇場

☆最寄り駅☆

田園都市線  梶ヶ谷駅・溝の口駅

渋谷駅より田園都市線でおよそ15分。

都心からのアクセスも便利!

梶ヶ谷駅より徒歩15分。

それぞれの駅からバスもあります。

http://www.kawasaki-shiminplaza.jp/access/

 

【料金】

前売り    4,500円(税込)

当   日     5,000円(税込)

※4歳未満入場不可。

※4歳以上のお子様はチケットが必要です。

 

【チケット】

everevo

    http://everevo.com/event/30511

ICHIBANGAI-Dance Studio-

    ℡:03-6273-1759

e+(イープラス)

    http://eplus.jp/

 

【出 演】

二見一幸 加賀谷 香 柳本雅寛 穴井 豪 金田あゆ子

中島 周  佐藤洋介  森川次朗 田保知里 池田美佳 高原伸子

柴 一平  加賀谷一肇 中村真知子 西川卓

吉川文子 箱田あかね 笹崎南映 大口朋子   ほか

 

5月スタジオ公演より、坂本登喜彦先生作品のご紹介です!

ゴールデンウィーク真っ只中に開催する

ICHIBANGAI-Dance Studio-第一回公演『ARK』、

本当に本当に、目前に迫ってまいりました。

 

これまでにご紹介してきたコンテ作品

加賀谷作品「Anchor Night」

二見作品「BARBAROI」

柳本作品「ジャーゴンの詩」

 

そして、バレエ作品の

穴井・金田作品「Black in-Worm out」

今間作品「オーボエ・コンチェルト」

 

に加えて、最後にご紹介するのは、

坂本登喜彦先生によるバレエ作品「Modern Ladies」です。

 

坂本先生ご自身が作品解説を寄稿してくれたので、

そのままご紹介したいと思います!

 

 

【作品解説】

ストラヴィンスキーの名曲にのり、

シャープなポアントワークで踊りまくる女性ダンサー達。

様々な表情を見せる彼女達は、

時にはライバルのように競い合い、

時には姉妹のように優しくいたわり、

時にはゴージャスに気取り合い、

そして怪しい関係にも…。
彼女達の名は「Modern Ladies」

 

 

【演出のポイント】

全体にモノトーンでシャープに世界観を作るが、

表現する踊り手達は、

シンプルな人間性を外に出す。

ストラヴィンスキーの奏でる多彩なメロディが、

様々な人間模様を表出する。

 

 

【ARK公演によせて】

様々なジャンルの舞踊が融合するICHIBANGAI Dance Studio。

その一員として、新しい船出に挑戦する喜びを、

仲間達と共に味わいながら、第一回公演に参加する。

波は高いほど、越えた達成感も未知の領域。
本番当日まで、その準備は続く…

 

<以上、坂本先生より>

 

 

多彩なメロディに乗せて描かれるさまざまな人間模様。

それらを紡ぎだすのは、

ICHIBANGAI-Dance Studio-の特待生たちです。

 

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<作品衣裳を身にまとった9人の特待生>

 

ICHIBANGAIでは、公演活動と並行し、

これからのダンス界を担う人材の育成という面にも力を入れたいという思いから

スカラシップ制度を導入しています。

その第一期生として選ばれた9名の女性ダンサーたちが、

坂本先生の指導の下、この作品でその実力のほどを披露します。

 

ご自身が積み重ねてきたダンサーとしての歴史を踏まえ、

創作と育成の両面からこのスタジオの中枢を担う坂本先生。

 

「あなたにとって踊りとはなんですか?」

 

この先、具体的に何を目指すでもなく、

何かを目指せるほどの技術も経験もなく、

それでもただただ好きだという想いだけで踊り続けている私が、

ことあるごとにいろんな方に問いかけている永遠のテーマ。

 

そんな問いかけを坂本先生にも投げかけてみました。

 

素敵な答えが返ってきました。

 

「僕にとって踊りとは…、それは人との繋がりなような気がします。
バレエを始めて踊る心を教わり、楽しさを覚え、

集団で一つのものに向き合う感動を体感し、

達成した涙を経験する。

まさしく、1人では成し遂げる事の出来ない、

人と繋がらないと成し得ない、唯一無二の世界だと強く感じます。

 

ゆえに、人との出会いが一番大切であり、

公演の一つ一つが新しい出会いにより支えられ、

その時その場所にいたもの同士がインスピレーションを出し合い創り出す、

新しい創造物であると考えます。

 

明日、誰と出会うかわからない楽しさを、日々の幸せと感じていれば、

特別に余暇や趣味はそれほど必要もなく、

毎回感動できる箱根駅伝と、稀に出会う秀作映画やドラマに、

時間の経つのを忘れることが、

踊り以外の数少ない贅沢かもしれません」

 

 

ICHIBANGAI-Dance Studio-は、

踊りを愛するすべての方に、

すべての方の想いに応えたい、

そんな気持ちで日々、活動をしています。

 

その活動の大きな一歩となる第一回スタジオ公演『ARK』。

客席から一緒に、みなさまにも参加していただけたら嬉しく思います。

 

『ARK』=方舟に乗って、

ダンスの大海原にともに繰り出しましょう!

どうぞよろしくお願いします。

 

 

ICHIBANGAI-Dance Studio-

第一回スタジオ公演 『ARK』

 

【日 時】

2016年5月4日(水・祝) 18:00開演

            5月5日(木・祝) 13:00/17:00開演

 

【会 場】

川崎市民プラザ ふるさと劇場

☆最寄り駅☆

田園都市線  梶ヶ谷駅・溝の口駅

渋谷駅より田園都市線でおよそ15分。

都心からのアクセスも便利!

梶ヶ谷駅より徒歩15分。

それぞれの駅からバスもあります。

http://www.kawasaki-shiminplaza.jp/access/

 

【料金】

前売り    4,500円(税込)

当  日      5,000円(税込)

※4歳未満入場不可。

※4歳以上のお子様はチケットが必要です。

 

【チケット】

everevo

     http://everevo.com/event/30511

ICHIBANGAI-Dance Studio-

     ℡:03-6273-1759

e+(イープラス)

     http://eplus.jp/

 

【出 演】

二見一幸 加賀谷 香 柳本雅寛 穴井 豪 金田あゆ子

中島 周  佐藤洋介  森川次朗 田保知里 池田美佳 高原伸子

柴 一平  加賀谷一肇 中村真知子 西川卓

吉川文子 箱田あかね 笹崎南映 大口朋子   ほか

 

 

 

柳本先生から、撮れったて!ほやっほやっのリハ風景写真到着!

本番を目前に、ますます熱のこもったリハーサルを

モリモリ絶賛展開中の柳本先生から、

なんと、撮れたてほやほやのリハーサル写真が届きました!

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前回ご紹介したリハ風景写真は男性キャストがメインでしたが、

今回の写真には女性キャストのみなさんもたくさん写っています!

 

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そうです、この作品は男女それぞれ8人で織りなす物語。

 

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女性キャストの皆さんにも大注目なのです!

 

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さ〜ら〜にぃ〜

なんと、メインキャストの皆さんからメッセージもいただきましたよ!

 

この作品に関するお話と合わせて、

お忙しい現役ダンサーの皆さん、休日はどのように過ごすのか?

などという質問にもお答えいただいちゃいました!

 

 

佐藤洋介先生】

Q この作品について教えてください。

A. 何度も共演はしてますが、雅作品は初。

常に集中力を高め、ピリッとした空気感の中バンバン創造して行きます。

たまに放たれる雅君の発言や行動に場の空気が和みながら…。

 

Q. ちなみに休日はどのように過ごしますか?

A. もしそんな日があるとすれば…

一歩も外へ出ず家にこもりきり、缶ビール片手に映画かゲームでもしたいです。

が、三才の息子がいる為、それも叶わないか…?

 

Q. 最後にお客様へのメッセージを!

A. お楽しみに〜

 

 

【森川次朗先生】

Q.リハーサルも佳境ですが、いかがですか?

A.自分は柳本マサくんという人に以前から興味があって、

その才能に触れてみたくて参加させてもらう事しました。

野生と知性を兼ね備えた、とても細やかな人だな。という実感があります。

余談ですが、彼は楽屋で自分の衣服を綺麗に畳みます。

衣装の気になるところをきちんと縫い止めます。

こういう所に性格が現れてますよね。

リハーサルは、毎度とても楽しいです。

 

Q. ちなみに休日はどのように?

A. もっぱら普段にこなし切れず溜まった物事の処理に追われていきますが…

時間があれば都会を忘れにいきます。

 

 

【中島 周先生】

Q. この「ジャーゴンの詩」について教えてください。

A.マサさんの作品は刺激的でドキドキの連続です。

何がどの様に生まれるか、本番まで想像出来ない感じです。

 

Q.唐突ですが、休日はどのように過ごしますか?

A. デカンタを使ってワインを沢山飲みます。

 

Q.最後に、お客様にメッセージをお願いします!

A. ICHIBANGAI‐Dance Studio‐でないと実現しないこの舞台、どうぞ御期待下さいませ。

 

 

【加賀谷一肇さん】

Q.リハーサルはどんな雰囲気なのでしょうか?

A. とても良い緊張感のあるリハーサル現場の中、

切磋琢磨しながら、作品作りが進行しています。

年功序列や有名無名が影響する現場が多い中、

柳本雅寛さんの現場ではそれを感じません。

今回、御縁あってゲストという形で携わらせて頂いておりますが、

僕自身そんな立場に甘えていませんし、

常に集中して研ぎ澄ませてクリエイティブでいないと

コレオグラファーの視界から消えるかも知れない

という思いを保ちながら短い時間のリハーサルに臨んでいます。

大変なようですが、

その自分を追い込んでいかなくてはいけない時間に、

とても居心地の良さも感じております。

柳本雅寛さんの創作過程にもとても興味があったので、

とても充実したリハーサル時間を過ごしております。

 

徐々に作品のピースが出来上がってきており、

これがどう繋がっていくのか、踊っていても楽しみですし、

お客様にはワンシーンではなく、

作品を観た感動をお届け出来るように、汗を流したいと思います!

 

そして、汗を掻いた後は、僕はダンス要員だったのか、

呑み会要員だったのか…笑

柳本さんを筆頭に、オンオフしっかり分けて過ごしております。

これもまたリハーサルとセットで僕にとっては大切な時間だったりします。

 

 

 【柴一平さん】

Q.リハーサルも佳境ですがいかがですか?

A.クリエイティブに、シビアに、向き合える場所です。

素直に楽しんでいます。

いい作品になる事は間違いないでしょう。

 

Q.突然ですが、休日はどのように過ごされますか?

A.どこから余暇なのか、どこまで仕事なのか、そんなことが、わからない人生です。

お酒を飲んで誤魔化してます。

 

 

 

そしてなんと!

柴一平さんからは、こんなおまけのオフショットが届きましたよ!

スタジオの一角でくつろぐ(?)柳本先生と森川先生のお姿です。

 

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5年前に東京に出てきたての、ちっちゃいちっちゃい僕と一緒に踊ってくれた先輩(右)と、かれこれ9年か、酒の場では数知れず、が、初めて一緒にリハーサルをして舞台で共演する先輩(左)<以上、柴一平さん談>

 

 

 

ほほ〜う!なんだかよい空気です。

みなさんの熱気や一体感が、

写真から言葉からじんじんと伝わってきそうです!

 

そして、写真にメッセージに、なんだかとっても大サービスですね!?

さては、アタクシの「全貌を探るべく潜入取材します!」宣言を警戒し

サービスするから勘弁してよ作戦か!?

 

でもしますよ、潜入。

えぇしますとも、必ず(にやり)。

 

引き続き、請うご期待!!

 

 

 

 

 

ICHIBANGAI-Dance Studio-

第一回スタジオ公演 『ARK』

 

【日 時】

2016年 5月4日(水・祝) 18:00開演

             5月5日(木・祝) 13:00/17:00開演

 

【会 場】

川崎市民プラザ ふるさと劇場

☆最寄り駅☆

田園都市線  梶ヶ谷駅・溝の口駅

渋谷駅より田園都市線でおよそ15分。

都心からのアクセスも便利!

梶ヶ谷駅より徒歩15分。

それぞれの駅からバスもあります。

http://www.kawasaki-shiminplaza.jp/access/

 

【料金】

前売り    4,500円(税込)

当  日      5,000円(税込)

※4歳未満入場不可。

※4歳以上のお子様はチケットが必要です。

 

【チケット】

everevo

     http://everevo.com/event/30511

ICHIBANGAI-Dance Studio-

     ℡:03-6273-1759

e+(イープラス)

     http://eplus.jp/

 

【出 演】

二見一幸 加賀谷 香 柳本雅寛 穴井 豪 金田あゆ子

中島 周  佐藤洋介  森川次朗 田保知里 池田美佳 高原伸子

柴 一平  加賀谷一肇 中村真知子 西川卓

吉川文子 箱田あかね 笹崎南映 大口朋子   ほか

 

 

 

 

 

5月スタジオ公演より、今間千佳子先生作品のご紹介です!

ヴィヴァルディという作曲家。

 

代表曲の一つである「四季」は、

きっとみなさん一度は耳にしたことがあるでしょう。

 

クラシック音楽を語れるほど音楽には(にも!?)詳しくない私ですが、

「四季」と並んで代表作と名の上がることの多い「調和の霊感」は、

弦楽器の美しい音色が心地よく、

自宅で寛ぎたい時などによく聞く音楽の一つ。

個人的には、弦楽器による演奏曲が多いように思い込んでいたのですが、

少し調べてみたら、実に幅広く多作な作曲家だったようです。

 

5月のスタジオ公演でお届けする

3つのバレエ作品のうちのひとつ、

今間千佳子先生振付による「オーボエ・コンチェルト」は、

そのヴィヴァルディ作曲による

オーボエ協奏曲ニ短調RV.454」から着想を得て作られたもの。

 

踊りにおいて、音楽的であることをとても大切にしていらした

故小川亜矢子先生の指導を

長きにわたり直接受けて来た今間先生。

 

ふと耳にしたこの楽曲で「オーボエって素敵だな」と感じ、

その調べの美しさから着想を得て

作品を作ってみようと思い立ったのだとか。

 

「音楽から受けたイメージをそのまま動きに写し取ったつもり」

 

という振付で、その「音楽」を表現してくれるのは、

 

吉川文子先生

箱田あかね先生

笹崎南映先生

大口朋子先生

 

今間先生と同じく

小川亜矢子先生の直接指導を受けた日々を経て今日がある講師の方々。

 

「恩師の遺した伝統とその想いを未来につなぎたい」

 

そんな願いを込めてお届けします。

 

オーボエの奏でる穏やかな調べに乗せてお届けするこの作品。

 

「各それぞれのソロパートは個性を活かした表現を、

そしてアンサンブルは、

音楽を身体に通して踊ることによりあわさる

呼吸の妙を楽しんでいただけたら」

 

と語る今間先生の振付と

それを体現するダンサーたちの想いが相まって

舞台空間でどのような調べを紡ぎだすのか。

 

どうぞぜひ、劇場でご覧ください。

 

【リハーサル風景より】

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ICHIBANGAI-Dance Studio-

第一回スタジオ公演 『ARK』

 

【日 時】

2016年 5月4日(水・祝)  18:00開演

             5月5日(木・祝)  13:00/17:00開演

 

【会 場】

川崎市民プラザ ふるさと劇場

☆最寄り駅☆

田園都市線  梶ヶ谷駅・溝の口駅

渋谷駅より田園都市線でおよそ15分。

都心からのアクセスも便利!

梶ヶ谷駅より徒歩15分。

それぞれの駅からバスもあります。

http://www.kawasaki-shiminplaza.jp/access/

 

【料金】

前売り 4,500円(税込)

当日   5,000円(税込)

※4歳未満入場不可。

※4歳以上のお子様はチケットが必要です。

 

【チケット】

everevo

  http://everevo.com/event/30511

ICHIBANGAI-Dance Studio-

  ℡:03-6273-1759

e+(イープラス)

  http://eplus.jp/

 

【出 演】

二見一幸 加賀谷 香 柳本雅寛 穴井 豪 金田あゆ子

中島 周  佐藤洋介  森川次朗 田保知里 池田美佳 高原伸子

柴 一平  加賀谷一肇 中村真知子 西川卓

吉川文子 箱田あかね 笹崎南映 大口朋子   ほか

 

 

 

 

 

5月スタジオ公演より、柳本雅寛先生作品のご紹介です!

みなさん、こんにちは!

さてさて、もうすぐゴールデンウィークですね!

ということは…スタジオ公演「ARK」の本番も、

いつの間にかもう目の前に!!

 

実はこの「ARK」、3つのバレエ作品と

3つのコンテンポラリーで構成されています。

 

コンテンポラリー作品については、

これまでに加賀谷作品「Anchor Night」、

二見作品「BARBAROI」をご紹介しましたが、

今日は3つのコンテ作品の最後の一つ、

柳本雅寛作品をご紹介します。

 

作品タイトルは「ジャーゴンの詩」。

 

こちらはリハーサル中の1シーンです。

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豪華キャスト、総勢16人が出演するこの作品、

いったいどんなものなのでしょうか?

さっそく柳本先生を直撃!!

 

「メンバーが男女8人づつの対になっています。

人が2人いればそこにコミュニティ(共同体)が生まれるなら、

16人はもはや宇宙でございます。

お互いの事などあまりよく知らない中、

ダンス(身体)をとおして対話する人たちの様を

芸術と銘打ち戯れます」

 

宇宙?

ダンスを通した対話?

芸術と銘打った戯れ…

 

うぬぬ、またもや脳内に妄想がむくむく。

 

身体を通した対話、ということは、

言ってみれば踊るという行為そのものってことかしら…

そのあたりを聞いてみたらもうちょっと何かわかるかも!?

 

人はなぜ踊るのでしょうか?

 

「太古から人は運動して汗をかくと元気になるからです。

そのあとのビールは格別だからだと思います」

 

…えぇ、たしかに。

たしかにその通りですが(煙に巻かれた気分)。

 

いやいやいやいや。

ここで挫けてなるものか!!

 

作品を作るときは、どんなものからインスピレーションを得ますか?

 

「今喫茶店にいるのですが、

目の前にいるカップルの距離感が非常に興味深いです。

(大きな楽器のケースを持ってきたおじさんと

ベトナムコーヒーを頼んだ若い女性、

パワーバランス女性がちょっと上みたいです、なぜだろう?)

本作品に反映させてみようと思います」

 

 

………。

 

 

こ、こここ今回の作品の演出のポイントは!?

 

「最後の方にかかる曲うるさいので心臓の弱い方はご注意ください」

 

え、ええっ!? そんなに???

 

 

結局、最後の最後まで

好奇心を刺激されただけで終わってしまいました。

いろいろいろいろ気になりますね。

真相を確かめるべく、

ワタクシ近いうちに潜入取材してまいります!

 

といってもワタクシ、心臓に毛が生えてる、

どころか、剛毛がボーボーなタイプですので、

最後の爆音についての真相究明は

あまりあてにならないかもですが(^0^)

 

請う、ご期待!!

 

 

【リハーサル風景より】

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【もいっちょおまけにリハーサル風景より】

 

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【さらに見せちゃうスペシャル?カット】

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先生、なにしてるとこだろ、これ。。。

 

 

 

ICHIBANGAI-Dance Studio-

第一回スタジオ公演 『ARK』

 

【日 時】

2016年5月4日(水・祝)  18:00開演

            5月5日(木・祝)  13:00/17:00開演

 

【会 場】

川崎市民プラザ ふるさと劇場

☆最寄り駅☆

田園都市線  梶ヶ谷駅・溝の口駅

渋谷駅より田園都市線でおよそ15分。

都心からのアクセスも便利!

梶ヶ谷駅より徒歩15分。

それぞれの駅からバスもあります。

http://www.kawasaki-shiminplaza.jp/access/

 

【料金】

前売り  4,500円(税込)

当日     5,000円(税込)

※4歳未満入場不可。

※4歳以上のお子様はチケットが必要です。

 

【チケット】

ICHIBANGAI-Dance Studio-

℡:03-6273-1759

e+(イープラス)

http://eplus.jp/

 

【出 演】

二見一幸 加賀谷 香 柳本雅寛 穴井 豪 金田あゆ子

中島 周  佐藤洋介  森川次朗 田保知里 池田美佳 高原伸子

柴 一平  加賀谷一肇 中村真知子 西川卓

吉川文子 箱田あかね 笹崎南映 大口朋子   ほか

 

 

 

 

5月スタジオ公演より、二見一幸先生作品のご紹介です!

いきなりですが、

見てくださいこの写真!!

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<左から中島周先生・田保知里先生>

 

 

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<左から中村真知子さん・佐藤洋介先生>

 

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<後姿・西川卓さん  リフトされた女性・池田美佳先生>

 

どうですか!?

 

ほとばしるエネルギーが伝わってくるようですね!

 

2014年江口隆哉賞・文部科学大臣賞受賞、

活動面でも育成面においても

素晴らしい実績を誇る二見一幸先生が、

今回のスタジオ公演で提供する作品の

リハーサル風景です。

 

「BARBAROI」と名付けられたこの作品、

いったいどんなものなのか!?

二見先生ご自身にお話しいただきましょう。

さっそくですが、一問一答式で参ります!!

 

 

☆作品のテーマはなんですか?

 「私たちの中にある、踊りたいという民族の記憶」

 

☆では、人はなぜ踊りたいと思うのでしょうか?

 「人間には踊りたいという遺伝子が組み込まれていると思う」

  

☆作品のインスピレーションはどんな時に得ることが多いですか?

 「仲間と飲んでいる時。いい音楽を聴いた時」

 

 

むぅ…踊りたいという民族の記憶かぁ…

 ワタクシの脳内では

妄想がますます広がるばかりです。。。

 

も、ももも、もう少しヒントを!

というわけで!!

出演者の皆さんにもお話を聞いてみましょう。

 

 

【中島周先生】

二見先生の作品を踊らせて頂くと

魂が揺さぶられるのと同時に

五感の深いところを刺激され、

最後には綺麗な裸になった様な気がします。

 

佐藤洋介先生】

初の二見作品です。

自身の緊張とはウラハラに、

優しくゆっくり稽古が進められています。

「さあ音で!」となると…

これがなかなか、大変ダす。

 

【田保知里先生】

「BARBAROI」は二見作品の中でも、

熱いエネルギーを秘めた作品なので、

再演と聞き楽しみにしていました。

リハーサルが始まると、

講師陣の先生方の表現の美しさに見惚れて

出番を忘れてしまいそうになります。

オーディションで選ばれたダンサー達も

一生懸命で熱く、とことん練習する人達。

ラストの振付が仕上がった時は

拍手喝采でした。

まだまだ、踊り込んでクオリティを上げていきたいと思います。

このようなチャンスをありがとうございます。

本番が楽しみです。

 

 

田保先生のお話にある、

オーディションで選ばれたダンサーの

みなさんのお写真がこちら!

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太古の昔より、

人は踊っていたといいますね。

時に喜びを表し、

また時には神への神聖なる捧げものとして、

人間は踊り続けてきました。

 

スタジオの第一回公演となる「ARK」によせての思いを

 

新宿御苑という聖地で

 新たな航海に旅立つ…

 神聖な気持ちで挑みたいと思う」

 

と語ってくれた二見先生。

 

そんな二見先生が、

 

「踊る」ということそのものをテーマに贈るこの作品。

 

その全貌は、ぜひ劇場で!!

 

池田美佳さん

中村真知子さん

西川卓さんのお話は、

 

後日改めてお届けします!

 

どうぞお楽しみに!!

 

  

 

ICHIBANGAI-Dance Studio-

第一回スタジオ公演 『ARK』

【日 時】

2016年 5月4日(水・祝)18:00開演

     5月5日(木・祝)13:00/17:00開演

 

【会 場】

川崎市民プラザ ふるさと劇場

☆最寄り駅☆

田園都市線  梶ヶ谷駅・溝の口駅

渋谷駅より田園都市線でおよそ15分。

都心からのアクセスも便利!

梶ヶ谷駅より徒歩15分。

それぞれの駅からバスもあります。

http://www.kawasaki-shiminplaza.jp/access/

 

【料 金】

前売り  4,500円(税込)

当 日  5,000円(税込)

※4歳未満入場不可。

※4歳以上のお子様はチケットが必要です。

 

【チケット】

ICHIBANGAI-Dance Studio-

      ℡:03-6273-1759

e+(イープラス)

      http://eplus.jp/

 

【出 演】

二見一幸 加賀谷 香 柳本雅寛 穴井 豪 金田あゆ子

中島 周  佐藤洋介  森川次朗 田保知里 池田美佳 高原伸子

柴 一平  加賀谷一肇 中村真知子 西川卓

吉川文子 箱田あかね 笹崎南映 大口朋子   ほか

 

 

 

5月スタジオ公演より、加賀谷香先生作品のご紹介です!

とても個人的なお話になりますが、

 知人に誘われて、とあるダンス公演を見に行った時のこと。

 総勢10人を超えるであろうダンサーたちが一斉に踊る中で、

どうしてもどうしても目をひきつけられてしまうひとりのダンサーがいました。

みなが全く同じ動きをしているにもかかわらず、その人の周りだけ空気が違う。

 

動きの中から生み出される大きな空気のうねり。

底知れぬエネルギー。 

地にしっかりと足の着いた深みを感じさせながらも、

それでいて天にも届きそうな美しい身体の軌道。

 

あんな踊りをする人がいるんだ…と感動を与えてくれた人。

 

それが、加賀谷香先生でした。

 

ダンサーとしての素晴らしさと合わせ、

独自の世界観を描く作品においても、

現代舞踊界で揺るぎない評価と絶大な支持を得る加賀谷先生。

 

先ごろ行われた新国立劇場での「エゴイズム」でも

その唯一無二の世界観は絶賛を浴びました。

 

そんな加賀谷先生が

5月のスタジオ公演で提供するのは「Anchor Night」。

 

「機が熟し、穏やかに今 出航致します。

 スタジオの行く末に祈りを込めて…」

 

そんな思いを込めて作った作品だそうです。

 

「碇泊する船のように、

 穏やかに“その時”を待つ。

 すべては自分の中にある」

 

というテーマに沿って紡がれるこの作品は、出演者すべてが女性。

 

加賀谷先生ご自身はもちろん、

オーディションで選ばれた12名のダンサーたちが、加賀谷ワールドに挑みます。

 

「女性ばかり」というところに、

なにか今回の作品の意味があるような気がして尋ねてみたら

 

「自分が女性であることが、

発想の原点であり、

『女性性』を主軸とした作品を常に意識している、

ということも基本的にはあります。

今回は オーディション前から作品のイメージがあって、

『子宮でものを想う』ような深い女性の懐…

のような感覚を描きたいなと思っておりまして、

女性限定とさせて頂きました。

私にとって作品に女性と男性が存在する場合、

そこに何らかの男女の有機的な関係を描きたい時です。

要するに何も特殊なことでなく、

女性も男性も、ダンサーとしての肉体的な必要性の前に、

女性であり男性であるというヒューマニズム

創作の発端として意識しています」

 

と話してくれました。

 

女性の深い懐、女性ならではの感覚を描くにあたっては、

振り付け以外の部分ではどのような演出で魅せてくれるのか、

というのにも思わず興味がわいてしまうところ。

 

「女性ならではの達観感覚を

深く穏やかに表すような音楽と明かり。

そして、7脚の椅子を用いて、

 時に障害であり、

 時に助けとなり、

 時に構築されていくものであり、

 時にシンボル、

と変幻させて行きます」

 

ふとした時に目にした景色や、

ファッション雑誌の写真の構図、

女性特有の性質などから作品の着想を得ることが多いという加賀谷先生。

 

今回は果たして、舞台空間でどのような景色が生み出されるのか!?

 

ぜひぜひ皆様の目で確かめにいらしてください!

 

また「鎌倉ダンスフェスティバル2014」で加賀谷先生と共演し、

好評を博した髙原伸子先生も出演。

モダンダンス界で異彩を放つ2人が、この作品で描き出す光景とは!?

 

どうぞご期待ください!!

 

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ICHIBANGAI-Dance Studio- 

第一回スタジオ公演 『ARK』

 

【日 時】

2016年5月4日(水・祝)  18:00開演

    5月5日(木・祝)  13:00/17:00開演

 

【会 場】

川崎市民プラザ ふるさと劇場

☆最寄り駅☆

田園都市線  梶ヶ谷駅・溝の口駅

渋谷駅より田園都市線でおよそ15分。

都心からのアクセスも便利!

梶ヶ谷駅より徒歩15分。

それぞれの駅からバスもあります。

http://www.kawasaki-shiminplaza.jp/access/

 

【料 金】

前売り   4,500円(税込)

当 日   5,000円(税込)

※4歳未満入場不可。

※4歳以上のお子様はチケットが必要です。

 

【チケット】

ICHIBANGAI-Dance Studio-

  ℡:03-6273-1759

e+(イープラス)

  http://eplus.jp/

 

【出 演】

二見一幸 加賀谷 香 柳本雅寛 穴井 豪 金田あゆ子

中島 周  佐藤洋介  森川次朗 田保知里 池田美佳 高原伸子

柴 一平  加賀谷一肇 中村真知子 西川卓

吉川文子 箱田あかね 笹崎南映 大口朋子   ほか