柳本作品ご出演の池田美佳さん、高原伸子さんより、みなさまにメッセージです!!
本番目前!心地よい緊張感高まるスタジオより、
今日は、柳本雅寛作品『Girls without Bar』にご出演の
池田美佳さん、高原伸子さんからみなさんにメッセージです!!
リハーサル風景写真も合わせてどっさりお届けします!!
さっそく、どうぞ!!
まずは池田美佳さん。
☆池田美佳さんよりメッセージ☆
女性ならではの繊細さや妖艶さ、
めくるめく繰り広げられるワイルドでスリリングな動きの数々は
目がいくつあっても足りないかもしれません^^
ぜひ、視界を広く、何度でも味わっていただけたらなと思います。
そして、高原伸子さん。
☆高原伸子さんよりメッセージ☆
躍動する身体
女たちの一本道、
渾身の一本勝負。
言葉も理屈もない
舞い踊る身体を
ぜひ 劇場にて!
おふたりがご出演の柳本作品『Gilrs without Bar』の作品紹介はこちら!
ichibangai-dance-studio.hatenablog.com
女性ならではの繊細さ、妖艶さ。
躍動する身体、舞い踊る身体。
その全容は、ぜひ劇場で!!
ICHIBANGAI-Dance Studio-第二回公演『Assembly』は
いよいよ今週末!
2月18日(土)、19日(日)の二日間、新国立劇場小劇場にて。
公演概要はこちら!!
https://www.facebook.com/events/1855844328026266/
劇場にて、お待ちしております!!
ついにあさって公演初日! 金田・穴井作品のご紹介です!
みなさん、こんにちは!
もうあと数日で…というかあさってです、公演初日。
こうして作品内容をご紹介するのも今日が最後となりました。
最後にご紹介するのは、
金田・穴井作品『雪降る夜に』です。
以前ブログでもご紹介しましたが、
金田先生がリハーサル中の写真を送ってくださり、
その写真に写る先生の背中には、
まだ一歳の幼い息子さんの姿がありました。
息子さんと過ごす日々の中で着想を得たというこの作品、
どんなものになるのでしょうか?
浦野芳子さんによる作品解説、さっそくどうぞ!!
金田・穴井作品『雪降る夜に』
By 浦野芳子
雪降る夜にいったいどんなことが起こるのでしょうか?とストレートに問いかけたところ、金田はこう答えた。
「バレエ団も持つ新国立劇場での公演であることを意識したのと、公演日が冬であることから、です」
この作品は、バレエ作品『ラ・シルフィード』を題材にしたものだという。
「スコットランドの森の中で繰り広げられるジェームスと妖精シルフィードの恋物語に現代人が紛れ込んでしまう、というところから物語が始まります」
紛れ込んでしまった現代人はそこで何を見、何をするのだろうか。古典バレエのアレンジにはこれまで多くの振付家が挑んできたが、いずれも創作(アレンジ)されたその時代の空気を巧みに取り入れることで多くの人に感銘を与えている。これはある意味、ビッグチャレンジである。しかも振り付けはバレエ一筋できた金田と、ジャズ、コンテンポラリーダンスをきわめてきた穴井の共同作品でもある。
異なる身体性を持つふたり、いったいどのようにして振付・構成を進めていくのだろう。
「作品は、その都度主導権を持つ方、アドバイスをする方を決めて取り掛かります。今回は金田が主導権を、穴井がアドバイザーとなり創作しています。お互いが大切にしているところを尊重し合えれば、違う角度から作品を見たり、踊り方にも指摘を入れられるので、共同制作は面白いです。身体的に吸収し合えるものは吸収し、これは出来ない、などと決めつけて考えずやっています」
公私にわたるパートナーシップが良い形で作品になっていることが想像される。
さらに。今回は金田・穴井に加え海外経験も豊富なダンサー・振付家・梶谷拓郎を迎え3人で物語を踊る。つまり、バレエ作品としての『ラ・シルフィード』を熟知するのは金田ひとり。しなやかで繊細な表現力を持つ金田はいかにもシルフィードが似合うが、そこにからむ穴井・梶谷の表現がストーリー運びのカギを握るのは想像に難くない。
現代人の視線=現代的なものの見方が、古典作品をどう料理して魅せてくれるのか実にたのしみである。
これまでご紹介してきた全7作品。
実に彩り豊かなラインナップとなりました。
その全容はぜひ劇場で!!
ICHIBANGAI-Dance Studio-第二回公演『Assembly』は
あさって、2月18日(土)に、いよいよ初日を迎えます。
公演概要はこちら!
https://www.facebook.com/events/1855844328026266/
お待ちしてます!!
いよいよ今週末!!ということで、本日は中島周作品のご紹介!!
いやーもうくどいようですが、今週末です。
あっという間に毎日が過ぎてゆくような気がします…
…………… (◎_◎) ……………
などと白目をむいてぼんやりしている場合ではございません!
金曜日までの三日間、どしどし更新して参ります!!
本日は、中島周先生の作品をご紹介。
第一回公演『ARK』では、二見作品、柳本作品にご出演でしたが、
今回は何と、中島先生ご自身が振付け、そして踊ります。
いや~楽しみですねえ (*´ω`*)
…え、前置き長い!?
はい、その通り!もはやおなじみ、浦野芳子さんによるご紹介!!
お待たせしました!さぁどうぞ!!
中島周『one to ③』
By 浦野芳子
作品名について尋ねると、
「終わりのないもの、終わらせてはいけないもの、次に繋げるもの、そんな事を思いこの題名にしました」
との答え。そしてなぜか3だけがマルで囲ってあるが…
「個人的に3が好きなだけです。そして〇も大好きです。」
高校も中学も3年生が最終学年。そして3月は旅立ちの季節でもある。ワン・ツー・スリー、という掛け声にも似た、何か、新しい挑戦への助走のようなニュアンスと感じてしまうのは私だけだろうか。
「バトンを受け取り、どの様に受け入れ、そしていかにより良い状態で渡すか、リズムと流れとタイミングが重要だと思います。3つあると分かりやすいですよね。誕生のシーズンに合っているのかも?しれません。」
今回は、その「3つ」を自身のソロダンスで表現する。
バトンを受け取り渡す、というと単純にリレーの場面を想い浮かべてしまうのだが、確かにリレーは他者と協力し合いながらゴールを目指す競技であるが、それを自分の心(魂)の中で課題から課題へとつないで受け継いでいくような部分もある。さて、中島の心の中ではこの春、どんなバトンの受け渡しが物語をつなぐのであろう。
「ありのままの自分を見せようと思います。他の何かになろうとは思いません」
潔い言葉に、まぶしい春の日差しをイメージした。
さあ、みなさんも、この週末は劇場目指してワン、ツー、スリー!!
ICHIBANGAI-Dance Studio-第二回公演『Assembly』は、今週末!
2月18日(土)、19日(日)の二日間、新国立劇場小劇場にて!!
公演概要はこちら!!
https://www.facebook.com/events/1855844328026266/
みなさま、ぜひ!!
二見一幸作品『Black Flower』 そして『Rifka』のご紹介!!
みなさん、こんにちは!
刻一刻と本番の日が迫って参りました。
ここからはもう当日まで怒涛の作品紹介!
まずは二見一幸作品!!
『Black Flower』そして『Rifka』
浦野芳子さんによる作品解説でご紹介します。
二作まとめて、どうぞ!!
静と動、ふたつの世界から二見ワールドを堪能
By 浦野芳子
2015年に南林間のスタジオでこの作品を観た拝見した時、すばらしい作品だ!と思った。レッスンスタジオの半分を舞台に見立てた小さなスペースを、スピーディでありながらしなやかに踊る身体が、駆け回る。身体は空気の流れを変え、小さな空間を何倍ものスケールに見せていた。スタジオを出て、劇場というスペースでこの作品を観られるということに期待せずにはいられない。舞台から巻き起こる旋風、熱気、鼓動が客席にどんな風に広がってゆくのだろうか。
今回の公演は当時のものをベースにしながら、田保知里、佐藤洋介、森川次朗、中村真知子、龍美帆、が新たにメンバーに加わり、新しいシーンを増やしたそう。
スタジオパフォ―マンスの時より一層肉厚になった表現を期待できそうである。
ところで、フラワー、花、と言うと鮮やかな色や優しい色をまず思い浮かべてしまうが、ある地域には本当にブラックフラワーが咲くのだそうだ。
「神秘的で強いイメージを感じたのでタイトルに選びました」
ところで、二見作品の特徴には、二見自身の唯一無二の身体の動かし方がある。力強く結び合ったかと思えば次の瞬間にはが、するりとほどけていくような、独自の動きはあまりに自然で、そしてエレガントですらある。この動きのヒミツを教えてほしいと請うと、
「動きのベースは僕の即興から生まれています。ずーっとこのやり方でやって来たので、自然に今のスタイルになった感じです。
上下、左右に上体や足腰をねじるので、バレエの基礎は大切です。アカデミックに引き上げる力が無いとクオリティーの高い動きが難しいと思います」
そして本公演ではもう一作品、『Black Flower』と同時上演された『Rifka』が舞台に上がる。初演時同様、井神さゆりのソロ作品である。こちらはエネルギッシュな『Black Flower』とは趣の異なる静謐な作品で、白い衣装を着た井神が優雅にポーズを変えただけで、まるで天からの遣いのようにまばゆく見えた。
長年バレエを中心に精進を重ねてきた身体はまさに神々しく、拝みたくなるほどのオーラをまとっている。あれから二年の時を経た彼女が今どんな心境で、どんな新体制でこの作品に臨むのかも、本公演を通しての見どころのひとつとなるはずである。どんなに機械化・IT化が進んでも、それらと人間の間には魂の有無と言う決定的な違いがある。それを強く感じさせるものはいつも、鍛錬と経験を重ね成熟した大人の表現者たちの舞台である。
そして抽象的な作品になればなるほど、評価は受け手のイメージに委ねられる。だから難しい、のではなく、だから面白い、のである。自分の想像力の赴くまま、自由な心で作品を受け取るのも、魂の有無による違いであり、舞台芸術鑑賞の愉しみのひとつ。ふたつの二見作品はきっと、遠い世界へと心を誘ってくれるだろう。
今週末は、ぜひ劇場に!!
第二回スタジオ公演『Assembly』は、
2月18日(土)、19日(日)の二日間、新国立劇場小劇場にて!!
遠い世界への心の誘い、ぜひみなさんもご一緒に!
劇場でお待ちしています。
公演概要はこちら!!
第二回スタジオ公演より、スタッフ下見の様子をお届け(といってもほとんど写真です ^^;)
先日行われたスタッフ下見。
照明の足立先生、
舞台監督 狩俣さん、佐伯さん
そして、音響の貫井さん、入倉さんをお迎えし、
初めての通し稽古です。
みなさん、創り手たちの希望を
できるだけかなえようと尽力してくださる方ばかり。
当然、打ち合わせにも熱がこもります。
こちらは『雪降る夜に』の穴井先生と金田先生。
そして、中島周先生。
5時間以上に及ぶ下見の稽古。
その間に生じる待ち時間というものは、
それぞれみなさん過ごし方が違います。
一人で集中する方もいれば…
仲間と和気あいあいと過ごすみなさんや
振りの確認をするみなさんも。
そんなメンバーが心を一つにして挑む
第二回スタジオ公演『Assembly』。
いよいよ今週末となりました。
本番を目前にした振付家・出演者・スタッフの空気感。
とても言葉では伝えきれません。
彼らが積み重ねた日々の成果を、ぜひ劇場で!
公演概要はこちら
いよいよ今週末!二見一幸作品『Rifka』出演の井神さゆり先生からメッセージです!
みなさん、こんにちは!
第二回スタジオ公演『Assembly』
いよいよ今週末に本番!!
公演作品の一つ、二見一幸作品『Rifka』を踊るのは、
井神さゆり先生。
今日はその井神先生より、
みなさんにメッセージをいただきましたのでお届けします。
「私は舞台の度に感謝、反省 、後悔、…等いろんな感情が湧いて
その都度自分自身を顧みたり考えさせられたりする事に追いやられます。
そこに今回は勇気が加わりました。
『Rifka』という作品の源となった詩文楽について二見先生からお話し頂いた時に
これからの生きて行く道筋を示してもらえた気がしました。
観て下さった方々に少しでも伝わると良いなと思っています」
(*^_^*)
『Rifka』…どんな作品なんでしょう。
どんな作品なんでしょうねぇ…
それはまた明日 ( ̄▽ ̄)!!
どうぞお楽しみに。
ICHIBANGAI-Dance Studio-第二回公演『Assembly』は
2月18日(土)、19日(日)の二日間、新国立劇場小劇場にて!!
公演概要は、こちら。
今週末です!ぜひ劇場にお越しください!!
くどいようですが来週末!本番間近!!坂本登喜彦作品のご紹介です!!
みなさん、こんにちは!!
ICHIBANGAI-Dance Studio-第二回公演『Assembly』。
本番までついにあと一週間余りとなりました。
本番に向かう心地よい緊張感が漂うスタジオより、
今日は、坂本登喜彦作品『you are the CARMEN』のご紹介です!!
さてさて、どんな作品なのでしょうか!?
浦野芳子さんのルポです! さっそくどうぞ!!
you are the CARMEN
by 浦野芳子
あなたが、あなたこそがカルメン!?
出演者リストには10名の女性の名前が並ぶ。
「私の作品に出演してくれるメンバーは、この公演のためだけに集まった寄せ集めではなく、このスタジオの特待生と呼ばれ、午前中の私のクラスを受けそのままリハーサルに入り、それによって生まれる身体と音楽の感じ方の方向性を一体化して、その上で一つの作品を仕上げる作業を、今日まで行って来ました。
特待生制度が始まり約一年が経ち、そろそろその結果が求められる時期かと…」
坂本がその彼女たちに投げかけたのが『カルメン』というテーマである、古典文学でも、もちろんバレエ作品としても有名な物語のヒロインだ、現代人が失いかけている野生と本能に随い生き、数々の男たちを魅了して生きるカルメンを、10人のメンバーのひとりひとりがそれぞれに表現する。
「『Carmen』という音楽の中で、彼女たちがこの音楽とどう向き合い、舞台でどう輝き、どう表現をするか…、一番輝きの見える者こそが観客から「You're the Carmen」と認められ、作品の終わりにポーズしている彼女達の前を、もしホセが通り過ぎるなら、作品は「to be continued」となり、第2章へと続くのではないでしょうか?」
と坂本は言う。
聞いただけで身体が熱くなり、一緒に足踏みをしたくなるようなビゼーの音楽を思い出すだけで胸が高鳴る。舞台に立つ彼女たちはこの熱さをどう表現してくれるのか、心から楽しみである。
今の時代に、カルメンのような女性は存在すると思うかどうかを尋ねてみた。すると、
「その答えは本番の舞台でお答えしたいと思います」
あなたのカルメンを見つけよう!
これぞ舞台芸術の至高の味わい方である。
「足りない答えは舞台で頑張らせていただきます」
第二回公演『Assembly』は、2月18日(土)、19日(日)の二日間、
新国立劇場小劇場で上演します。
公演概要はこちらから
ぜひ劇場に足をお運びください!!