来週金曜初日を迎える第三回スタジオ公演より、金田あゆ子先生作品「Carmen」のご紹介!
今日は、金田あゆ子先生による「Carmen」のご紹介です。
金田あゆ子先生ご自身はもちろん、中島周先生、佐藤洋介先生、森川次朗先生、そしてゲストに高橋竜太さんをお迎えしての豪華な顔ぶれ加え、スタジオの主要講師でもある吉川文子先生、箱田あかね先生、今間千佳子先生も特別参加!!
今回は、2008年初演の作品を再構成されての上演とのことですが、その辺りも含めて作品について、金田先生にお話を伺いました。
【金田あゆ子作品「Carmen」より】
Q.スタジオ開設から間もなく3年、そしてスタジオ公演もこれが3回目となりました。
そこへの想いがありましたらお聞かせください。
スタジオ開設から3年、復帰公演となりました一回目から、スタジオ再スタート、私の再スタートと重なって気持ちを新たに進んで参りました。
個性豊かな先生たちと一緒に作り上げる舞台は毎回踊りごころを刺激します。
Q.今回の「Carmen」は、2008年に初演された作品の再演と伺いました。
作品そのもののテーマ、コンセプトと合わせ、再演に当たっての想い、変更・改訂されたところなどありましたらお聞かせください。
カルメンは初演が2008年、今から10年前になりますね。
カルメン、ホセ、エスカミリョ、様々な人の人生がそこで交わり、お互いの道に迷い込む。
ピエロという第三者的視点を持って人間を見てみた作品として捉えています。 人は人生を終えるときなにを思いなにが残るのか キャストに先生方をお迎えして、個性を生かして再構成致しました。
Q.「Carmen」創作の過程において、着想を得るきっかけ、ヒントとなったものなどありましたらお聞かせください。
カルメンは なんといっても魅力的な音楽♪
奏でるメロディとリズムがスパニッシュのにおいを醸し出し、その上にのると見えてくるダンスをイメージしながら創作していきました。
Q.今回、主役のカルメンを演じる金田先生ご自身はもちろん、ホセ役の中島周先生、エスカミリョ役の佐藤洋介先生、そしてゲストでご出演くださる高橋竜太さんや、森川次朗先生など豪華な出演者陣に目が奪われます。
今回の出演者について、先生からご紹介いただけますか?
今回の出演者、まずはホセの中島周さん。
ICHIBANGAIの公演でご一緒したことはありましたが、作品で関わるのは初めてでした。
一度踊りだすとすでにホセで、常に全力で、ホセがカルメンによって変わっていく姿を見事に演じています。
【Carmenの1シーンより 中島周先生】
エスカミリョの佐藤洋介さんは圧倒的な存在感とリズム感が普通のバレエ作品ではなかなか見られないハーモニーを生んで作品を盛り立ててくださいました。
対象的にカッコいい森川次朗さんをカッコ悪い役として出演いただきました。
佐藤さんと同じシーンをより面白く広げて深めていただいてます。
ピエロの高橋竜太さん、同じ振付家としての共鳴を感じました。ピエロという特異な立ち方、なげかけるメッセージを引き受け、自身の言葉で投げ返してくれる、本番を楽しみにしております。
今回の「Carmen」、先生方の出演を本当に贅沢に使わせていただきました。
今間先生、吉川先生、箱田先生にワンシーンだけ特別出演いただいております。
私自身も先生方の存在に感銘を受け、人生の厚みが感じられる今までない物作りをさせていただいております。
Q.最後に、このブログをお読みくださっているみなさんにメッセージをお願いします。
ピエロが手にするバラは
「生命」
そして
「愛」
の象徴であり、
それを手にした人間はどう生きるのか
カルメンを通して一緒に考えてみませんか?
刻一刻と初日が迫る!
5月18 日(金)、19 日(土)はぜひ、彩の国さいたま芸術劇場にお越しください!
公演概要はこちら!!
http://wash.juno.weblife.me/studio1b.jp/news/20180421133131.html
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