くどいようですが来週末!本番間近!!坂本登喜彦作品のご紹介です!!
みなさん、こんにちは!!
ICHIBANGAI-Dance Studio-第二回公演『Assembly』。
本番までついにあと一週間余りとなりました。
本番に向かう心地よい緊張感が漂うスタジオより、
今日は、坂本登喜彦作品『you are the CARMEN』のご紹介です!!
さてさて、どんな作品なのでしょうか!?
浦野芳子さんのルポです! さっそくどうぞ!!
you are the CARMEN
by 浦野芳子
あなたが、あなたこそがカルメン!?
出演者リストには10名の女性の名前が並ぶ。
「私の作品に出演してくれるメンバーは、この公演のためだけに集まった寄せ集めではなく、このスタジオの特待生と呼ばれ、午前中の私のクラスを受けそのままリハーサルに入り、それによって生まれる身体と音楽の感じ方の方向性を一体化して、その上で一つの作品を仕上げる作業を、今日まで行って来ました。
特待生制度が始まり約一年が経ち、そろそろその結果が求められる時期かと…」
坂本がその彼女たちに投げかけたのが『カルメン』というテーマである、古典文学でも、もちろんバレエ作品としても有名な物語のヒロインだ、現代人が失いかけている野生と本能に随い生き、数々の男たちを魅了して生きるカルメンを、10人のメンバーのひとりひとりがそれぞれに表現する。
「『Carmen』という音楽の中で、彼女たちがこの音楽とどう向き合い、舞台でどう輝き、どう表現をするか…、一番輝きの見える者こそが観客から「You're the Carmen」と認められ、作品の終わりにポーズしている彼女達の前を、もしホセが通り過ぎるなら、作品は「to be continued」となり、第2章へと続くのではないでしょうか?」
と坂本は言う。
聞いただけで身体が熱くなり、一緒に足踏みをしたくなるようなビゼーの音楽を思い出すだけで胸が高鳴る。舞台に立つ彼女たちはこの熱さをどう表現してくれるのか、心から楽しみである。
今の時代に、カルメンのような女性は存在すると思うかどうかを尋ねてみた。すると、
「その答えは本番の舞台でお答えしたいと思います」
あなたのカルメンを見つけよう!
これぞ舞台芸術の至高の味わい方である。
「足りない答えは舞台で頑張らせていただきます」
第二回公演『Assembly』は、2月18日(土)、19日(日)の二日間、
新国立劇場小劇場で上演します。
公演概要はこちらから
ぜひ劇場に足をお運びください!!